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寒中見舞い・余寒見舞いの書き方・送り方

寒中見舞いを年賀状ソフトで作成しよう! 作り方は「パソコン年賀状の作り方」をご参考に。

「筆まめ」なら、「年賀状文面~年賀状ソフト編1」の「文面デザイン読み込み」の要領で、使用するデザインやイラストを「寒中見舞い」用のカテゴリから選びます。基本的な操作は年賀状の作成と同じです。

寒中見舞い・余寒見舞いとは

「寒中見舞い」「余寒見舞い」は、厳寒期に相手の健康を気遣う便りを出し、お互いの近況を報告しあう、季節の挨拶状です。
「寒中」とは二十四節気の「小寒(しょうかん)」と「大寒(だいかん)」にあたる期間です。寒中に相手を見舞う書状なので「寒中見舞い」となります。松が明けてから、大寒の最後の日である「節分」までに送る慣わしがあります。
「節分」が過ぎれば「立春(りっしゅん)」です。立春からは暦の上で春になり、春になってもまだ寒いので「余寒」となります。

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書き方の基本

寒中見舞い・余寒見舞いは、季節の挨拶状のひとつです。特に決まった形式はありませんが、一般に

1. 季節の挨拶
「寒中お見舞い申し上げます」「余寒お伺い申し上げます」などの決まり文句

2. 先方の安否をたずねる言葉/自身の近況を伝える言葉/先方の無事を祈る言葉

3. 日付

のように書きます。
「拝啓」などの頭語や、「敬具」などの結語は不要です。
日付は「○○年○月」のみでもかまいません。
喪中の相手に出す場合は、賀詞やおめでたい言葉は避けましょう。

寒中見舞いの書き方

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安否をたずねる言葉や無事を祈る言葉の例

< 寒中見舞 >

  • 「本格的な寒さを迎える折、皆様にはお障りございませんか。」
  • 「この冬の寒さは格別ですが、御地のご様子はいかがでしょうか。」
  • 「寒さ厳しき折柄、くれぐれもお体を大切にお過ごしください。」
  • 「厳寒のみぎり、皆様のご健勝とご自愛をお祈り申し上げます。」

< 余寒見舞 >

  • 「立春とは名ばかりの寒い日が続きますが、お元気でいらっしゃいますか。」
  • 「余寒厳しき折、○○様にはいかがお凌ぎかと案じ申し上げております。」
  • 「本当の春が待ち遠しい毎日ですが、どうぞお元気で過ごされますよう。」
  • 「時節柄、御身お大切に、ますますご健康でご活躍のほどお祈りいたします。」
はがきちゃん

「厳寒期に相手を気遣う」ことが、寒中見舞い・余寒見舞いの主旨です。自分なりの心を込めた言葉を送りましょう。

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寒中見舞い・余寒見舞いを送る時期

「立春」を境に、「寒中見舞い」として出すか「余寒見舞い」として出すかが変わります。

< 寒中見舞い >

松が明けた後、二十四節気の小寒大寒に当たる「寒中」に届けます。
一般に1月7日までを松の内とすることが多いので、1月8日から大寒の候の最後の日である節分までに届けましょう。

< 余寒見舞い >

立春を過ぎてから、寒さの続く頃までに送ります。

はがきちゃん

2018年の暦では、小寒は1月5日、大寒は1月20日。節分は2月3日で、翌2月4日が立春です。

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寒中見舞いの様々な用途

寒中見舞いの送付時期は、年賀状を交換した直後になります。そのため、様々な理由で年賀状を交換できなかった相手に、年頭の挨拶代わりに寒中見舞いを出すことも多いです。

寒中見舞の用途

・一般的な季節のご挨拶として、寒中に相手の健康を気遣う
・先に年賀状を頂き返礼を松の内に送れなった方へ、年始の挨拶とする
・喪中の方で年賀状を交換できなかった方へ、年始の挨拶とする
・喪中と知らずに年賀状を出してしまった方へ、お悔やみとお詫びを兼ねる
・こちらの喪中を知らず年賀状をくれた方へ、喪中の報告とお詫びを兼ねる

年賀状のやりとりに関連した喪中の対応については、以下をご参考に。

>> 年賀状特集 > 年賀状の基本 > 年賀状のマナー

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