年賀はがきが発売され、日本の年末の風物詩となった年賀状作成商戦が本格スタート!
年賀状ソフトメーカー各社は、秋から最新版を発売し、製品紹介のWebページも出揃っています。各社のニュースリリースも見てみると、けっこう面白いです。
ニュースリリースは企業が広報用に発表する資料。実際に製品を買って使ってくれる個人ユーザー向けではなく、宣伝・販売してくれる報道機関や販売店に向けたPRなので、製品紹介ページとは違った味わいがあります。
年賀状ソフト主力3メーカーのニュースリリースです。
筆まめ(株式会社クレオ)
筆王(株式会社アイフォー)
筆ぐるめ(富士ソフト株式会社)
年賀状ソフトでは、「一番」「簡単」「売上」がPRの3大キーワードのようですね。各社それぞれに売上一番や簡単一番をアピールしています。
ところで、リリース記事をみて、記事見出しに付いている「※」に興味をそそられました。
「筆王」の”「かんたんNo.1」※1”は、 はがき作成ソフトの『簡便性』を測定する消費者調査 によるとのこと。毎年この調査を行っているようですが、調査した株式会社マーケティングスペース花傳舎がどんな会社なのかは不明です。
「筆まめ」もリリース記事の中で 「満足度調査」13項目すべてにおいてNo.1を獲得したのは『筆まめ』 として、簡単をアピールしています。こちらは楽天リサーチの調査なので信用できそうです。
「筆ぐるめ」の”累計2,400万本※”は、”バンドル・プレインストール含む”とのこと。ユーザーが自発的に購入したのではなく、パソコンに予めインストールされていて無料で使える版を含めた数ということです。皆さんのパソコンにも「筆ぐるめ」が入っているかもしれませんよ! リリースでは”BCNランキング3位を獲得”と、あえて一番を強調せず、地道に評価されている点をアピールしているところにメーカーの自信もうかがえます。
「筆王」の”ついに新規ユーザー売り上げも「No.1」※2”は、ついに年賀状ソフトの政権交代か? と思いきや、自社集計データのようです。新規ユーザー限定でNo.1、というのが気になるのですが、新しく「筆王」を買う人が増えても、アップグレードする人は多くないのでしょうか。
対して「筆まめ」は、アップグレード版が好評のようです。「筆まめ」は通常版は他の年賀状ソフトよりも価格が高めですが、アップグレード・乗り換え版の価格は他メーカーと変わりませんから、何かしら年賀状ソフトを使っていた人がアップグレードを期に「筆まめ」に乗り換えるているのかもしれませんね。
BCNランキングなどによれば、今シーズンも売れ筋は「筆まめ」。干支のいのししや時代物キャラに人物写真をはめ込む 「づら道楽 for 筆まめ」 が人気らしいです。
売上ランキングで引き合いに出される「BCNランキング」とは、全国のパソコン専門店・家電販売店のPOSデータを集計した実売統計です。「購入するなら売れ筋商品」派の人には、おおいに参考になると思います。
とは言っても、まだ11月。今年は紅葉の進みも遅くて、秋さえどこに来ているの? という気分。なんですが、おせち料理の予約案内が届いたり、街を歩けばクリスマスツリーが立っていたり。うかうかしていると、あっという間に年末ですよぉ。年賀状ソフトも早くゲットしておきましょ。

